きょうのぶっぱ

キャンプでもらえなかった代わりのつもりでいい加減図書券をぶっぱなしてきた。


たまたま同じC班の担当講師になった方の本ですな。自分で誰得と言ってました。が、他にこのトピックについての本はほとんどなく、こういうことをやりたい人には他にない本となるでしょう。そういう人が何人いるのかということと、売り上げの問題は仕方ないっすね。どちらかというと「12ステップで作る 組込みOS自作入門」の方を推してた感じなので普通の方はそちらを買ってください(爆笑)。
一応言っておくとリンカはコンパイラが吐くオブジェクトファイル(他のファイルの関数などを参照したりしている)をくっつけて実行ファイル(まあ、.exeって言ってしまえば分かりやすいか)をつくるプログラム、ローダはその実行ファイルをメモリの適切な場所に読み込んで、実際に本当に実行できるようにいろいろやるプログラムのことね。


最新コンパイラ構成技法

最新コンパイラ構成技法

学校のコンパイラ構成論の教授が翻訳監修した本ですな。宣伝もしてたし。キャンプで知ってるそぶりをする人がまあまあいたのでぱなしました。前書きの訳注によるとC/Java版もあるが未翻訳で日本語はML版のみのようです。適当にレビューを漁るとやはり後半の題名通りの「最新コンパイラ構成技法」的な部分が見どころのようです。GC、クラス、継承、クロージャ、継続、末尾最適化、遅延評価、型推論などコンパイラの基礎論のみでは出てこない昨今の言語機能が盛りだくさん。授業のプリントこれのコピーじゃねーk


しかしオペレーティングシステムの信頼できる1冊が欲しいんだが7500円オーダの厚さのしかないもんなのか。いやそれならそれでもいいんだけれども。名古屋駅三省堂はあまりにも広すぎるためタッチパネルの検索が行えるが、なんか売り切れで1種類しか残っていなかったりでどうも不安でまたもパス。