プログラミング展望
たまにはまじめなことも書くよ。
いや、いつもまじめに書いてるよ。多分。
プログラマにもアルゴリズム学者にも読んでほしい。
Java並行処理プログラミング ―その「基盤」と「最新API」を究める―
- 作者: Brian Goetz,Joshua Bloch,Doug Lea
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/11/22
- メディア: 単行本
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id:higepon:20090326とか
EffectiveJavaでも非同期処理についての章はJava5で追加のjava.util.concurrentライブラリを中心に(改訂にあたってレガシー方式が抹消されてた)説明してたし好意的に見ていたけどさすが。もちろんというか必要に迫られなければマルチスレッドは使わないので使用回数自体は多くないけれども使うときはちょくちょく利用していた。概念論がよく説明されてるような気がするので手に入るようになったら読んでみようと思う。
IBMのJava技術記事
Java7で追加されるらしいjava.util.concurrent.forkjoinパッケージの考え方入門
http://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-jtp03048.html
http://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-jtp11137.html
こんな感じのを読むとやはり並列化はプログラミングにおいて避けて通れない道になるのかなと気合いが半分、鬱が半分・・・。分割統治法がこれからのカギ?
いつかはわからないけど近々プログラミングにパラダイムシフトが起きそうな予感がしているのです。私はErlang(並列指向の関数型言語)に注目しています。名前に注目しているだけで中身は全然知りませんが。ラムダ式がC#、Javaに来てますからね。来ないんだってね、Java・・・。
プログラミングに関わりのある人は全員上のIBMの記事は理解してほしいと思う。問題を分割統治でとらえるのがこれからのプログラミングの基本になるかもしれない。そうでなくて簡単で安全なライブラリが提供されるようになるのかもしれない。読めないね、時代は。とりあえずこの分野でJavaが抜きんでているのはうれしい限りだ。ただし他の言語が遅れているともいえ、不安でもある。
・・・ねえ、ラムダ式は?ファーストクラスプロパティは?