セキュリティ&プログラミングキャンプ2011のお知らせ

数日遅れたけどセキュリティ&プログラミングキャンプ2011の参加募集が始まってます。2011年8月10日(水)〜8月14日(日)の4泊5日で、交通費・食費・教材費等全部あちら持ちとなっています。参加資格は「日本国内に居住する、2012年3月31日時点において22歳以下の学生・生徒。」です。締め切りは2011年7月11日(月)17:00必着
http://www.ipa.go.jp/jinzai/renkei/spcamp2011/index.html


担当者や時間割等の項目がスカスカだったり、締め切りが早すぎ(というか開始が遅い)たりしますが、大人の事情で開催すら危ぶまれていた気がするので(全然知らないけど)許してあげてください。

  • セキュリティコース
    • ソフトウェア・セキュリティ・クラス
    • Webセキュリティ・クラス
    • ネットワーク・セキュリティ・クラス
    • セキュアなOSを作ろうクラス
  • プログラミングコース

この6つの中から一番興味がある、自分に合っていると思うものを1つ選んで応募してください。
ソフトウェアセキュリティはバイナリ・ディスアセンブルを見る系のアレです。スタックオーバーフローとかその辺。WebセキュリティはXSSSQLインジェクション系のアレです。ネットワークセキュリティはネットワークパケットとかの何かです。セキュリティ面では不正なパケットによる攻撃とか。ネットワーク構築やサーバー運用について何かやっている人はいいかもしれません。セキュアOSについては多分元々プログラミングコースのOSクラスが複雑な事情でこうなったものに見えます。多分にこの世界にはOS・コンパイラ・データベースの3本柱があるような気がするからのう…。
プログラミング言語クラスは言語処理系のクラスです。Rubyをやることにはなっていないけれど、Ruby系の人たちが講師に多そうな気はします。そういや去年余り物でもらったRubyの缶バッジ戻り氏にあげてなかったな…。データストアクラスは新設ですね。データベースのクラスです。一応誤解のないように言っておくとOSもプログラミング言語もデータベースもそれを作る・直接いじるのが目的ですよ。


応募用紙ですが、全部埋めるのには結構時間がかかると思われます。あと、セキュリティコースだけ無駄に難しい質問がついているようですが、なんかこれもいろいろ事情があったみたいなので気にせず自分が一番行きたいところのに自分の気持ちを正直に書くのが一番です。全クラス約10名ずつですね。繰り返しますが締め切りが近いので、募集要項みたいなのを全部きちんと読んで、早く書き始めてください。結局のところ、テキストファイルを添付してメールを送るだけで、参加することになっても全部タダです。中学生から大学生まで色々な人がいますよ。


最後に、私の紹介ですが、3年前のプログラミングコース(プログラミングコース新設、その中のクラス分けはまだない)参加者、1年前のプログラミングコースOS自作組チューターです。OS組チューターのツイートではおれたちクビなのかなあとか言われてますね。まあいいでしょう。
私の(チューターをやったときの)感想としては、なんでこれお金もらえてるんだろうって感じでしたね(チューター業務はアルバイト扱いっぽかった)。すごい人いっぱいいるし講義とかも一緒にいて全部聞けるし資料ももらえるし。講師の人たちはそれ自体でお金が取れるような資料を提供して、仕事休んでやってるとか言ってましたからね。
あの時はプログラミングコースがいろいろ分かれて面白そうなことやってるって言って別にOSが特にという訳ではとかめちゃくちゃ言ってましたが、1年経ったらY研究室でこれですからね。担当の班が一緒だった講師の坂井先生の件も、もう運命なのかもしれませんね。

12ステップで作る組込みOS自作入門

12ステップで作る組込みOS自作入門

でも私が買った本はこっち。研究室で最初にぱなされたデバドラ移植の件で、そのドライバを使ってプログラムをボードに転送するPC側のプログラム(ローダ)がELF*1を解析して機械語の部分を取り出して書き込んでるのを見たときはこの本しか思い浮かびませんでしたよほんと。

*1:Windowsのexeみたいなもん。